リードに関するあれこれSAASKE REPORT

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マーケティングとブランディングの関係性について

太田 竜平

株式会社インターパーク マーケティングプランナー

現在はクラウドサービスサスケ事業のマーケティング業務を担当。イベントの企画・運営からWEBマーケティングまで幅広く業務を担う。

入社当初はセールスコンサルタントとして活動。50社以上のユーザーに対するリードナーチャリング支援経験からマーケティングや営業についての考察を執筆しています。

ブランドとブランディングとは?

ブランドとは「あなたの会社」「あなたの製品」「あなたのサービス」が世間から見られたイメージです。ブランドはマーケティングやセールスと切っても切れない関係性にあり、ブランド力が価格や販売力にそのまま直結してきます。

そして、世間から見られた結果がブランドであるなら、世間からの見られ方を考えるのがブランディングです。

「顧客にどのようなイメージで見てもらいたいのか」、自分たちが理想とする製品(サービス)ブランドとして見られるように、戦略的に実施していく活動が「ブランディング」と言えます。

ブランディングはひとつの企業理念のようなものなので、マーケティングと製品(サービス)の関係性で考えると、どんなプロモーション施策を行うにしても中心に置いて考える事項です。

理想とする製品(サービス)ブランドのビジョンから「らしいのか・らしくないのか」をベースに戦略、戦術、施策を決めていきます。安くて親しみやすいものか、高くて誇らしく所有がプライドになるようなものか、製品(サービス)の目指す方向によって、全く見せ方やアピールの仕方は変わってきます。

マーケティングでペルソナ(顧客のターゲット)を設定するように、製品やサービスにおいてもキャラクターを明確に設定しなければ、結局何を目的とした「モノ」なのかが伝わりません。マーケティング、セールス、仕様、設計などブランディングはすべての工程に関連します。


例えば店舗デザインを例にブランディングを考えてみましょう。

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<イ◯ン、ジャ◯コのような、スーパーや大型ショッピングモール>

お店の店構えは、親しみやすいデザインです。世代問わず誰でも入れる明るさやお気軽な雰囲気があります。

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<シャ◯ル、ルイ◯トンなどの高級ブランド店>

お店の店構えは、スタイリッシュなデザインです。高級感があり、用事なくフラッとは入りづらい重厚な雰囲気があります。一方でそれが商品の格式を生み出し、プレミア感で所有する人のプライドを支える満足感につなげています。

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高級ブランドのブランディングというととてもわかりやすいですよね。

一方で、スーパーマーケットやショッピングモールのブランディングというとあまりイメージがない気がしますが、毎日来店しやすい事、親しみやすい事、安心感などを店構えからイメージとして受け取ってもらえるように店舗デザインが設計されています。

これもブランディングです。

よくデザインで言われるのが、お洒落なものにしすぎると格好が良く見栄えはするものの、親しみやすさは失われるといいます。

ですので多くのスーパーマーケットでは清潔感と親しみやすさを最優先として、あのような店舗デザインになっているのではないのでしょうか。

デザインでは、わかりやすさとスタイリッシュは相反するものなので、その相反する要素の調合具合がブランディングの腕と言えます。


ダサいは人を集める?

わかりやすい、親しみやすいをブランディングとして盛り込みたいのであれば、オシャレにしすぎない「雑多感」の演出が人を呼び、集客や販売数につなげていく事ができます。

新聞に挟まれてくる特売の折込チラシなんかもお洒落というよりは雑多なものが多いですよね。あれはあえてダサくしているのです。ネットショップを構築する際も雑多感は基本ですし、ドン◯ホーテなんかでは、商品は野積みされているものが多いですよね。理路整然としているよりも、雑多のほうがなんか入りやすい、安心するというのは、自分の生活の中で置き換えてみるも分かりやすいかもしれません。

ただ汚いのはNGですので、不快感を与えない賑わいでなければなりません。

「清潔感ある雑多感」は、「ヒト」が古来から集団行動をしてきた動物の本能として群れにいる安心感を感じているのではないかなと考えています。

当然目的にはよりますが、雑多感と清潔感はブランディングのひとつの基本だと思います。


ブランディングから仕事全体をデザインする。

もちろん見た目を整える事だけがブランディングではありません。

先程の店舗の例で考えていくと、接客方法、スタッフの立ち振る舞い方など、仕事全体をブランドに沿ってデザインしていく必要があります。

店舗デザインでいかに「こう思われたい見られたい」とブランディングを施していても、中で働く人達がそのブランドビジョンを理解していなければ、ブランディングとはかけ離れた仕事内容を実施する事になります。

結果、ブランディングが機能しない事になりますので、前段で定義した…

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自分たちが理想とするブランドとして見られるように、戦略的に実施していく活動「ブランディング」

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ではなくなってしまいます。

すべての仕事内容がブランドビジョンのもとにデザインされている必要があります。それが、ブランディングを中心に置いて考えるという事です。


まとめ

リードナーチャリング、マーケティングオートメーション、インサイドセールス、アカウントベースドマーケティング(ABM)など次々と最新手法も生まれ、世の中に製品やサービスを広めていくマーケティング施策、データ解析の方法は世の中にたくさんあります。

ただそのどれもが、ブランディングに沿って戦略、戦術、施策、デザインを活用して設計されていきます。ブランドをスタート地点として、ブランディングのビジョンに沿って作戦は遂行されますので、関わってない箇所がないというほどマーケティングとブランドは一心同体であるといえます。

作業は外注できても、想いや理念、ビジョンの作成は外注できません。

昨今、AIが人の仕事を無くすと話題ですが、ブランディングに関しては、人が行う仕事として最後まで残り続けるものだと思います。

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