迷惑メール対策として「Amazon SES」を利用するには……?
サスケから送信したメールが迷惑メールになってしまうケースがあります。その対策としてSPFレコードを設定する方法が1つございます。
SPFレコードでの迷惑メール防止策については下記の記事を参照してください。
※SPFレコードの設定は無償で対応できるケースが多いです
しかしながら、SPFレコードを設定されていた場合でも迷惑メールとして認識されてしまうケースはございます。またSPFレコードを設定した当初は問題無く受信できた場合でも、その後メールサーバー側で迷惑メールとして処理されてしまうケースがあります(SPFレコード未設定時は成りすましの迷惑メール、SPFレコード設定時は何度も届く迷惑メールとして認識されるイメージ)。
「Amazon SES」を利用する(DKIMの設定)
SPFレコードでも迷惑メールになってしまう際には、AmazonのAWSには「SES」という仕組みを利用することで解決するケースがあります。
本機能は個別のメールアドレスに証明書を設定し、『このメールはAmazonのサーバから送信されていて安心なメールですよ』と証明してくれる機能になっております。しかしながら有償のオプション、かつメールアドレス単位で費用が発生(1アドレスあたり税抜き3万円)致します。
Amazon SESを利用するには?
Amazon SESを利用するには以下の作業が発生致します。
- (御社対応)SESの対応が必要なメールアドレスの一覧をインターパークまでお送りください
- (インターパーク対応)弊社の技術担当がAmazon SESの設定を行う
- (御社対応)SESの確認メールがメールアドレスごとに送信されるので、各々メール内のリンクをクリックしてください
- 送られてくるメールは以下の様な文章となります
- (インターパーク対応)弊社の技術担当が確認を行い、反映を行う
- これにて作業は完了となります
Amazon SESはどれぐらいで利用できるようになる?
上記作業が必要となりますので、①のメールアドレスを弊社が頂いてから1~2営業日程度で利用可能となります。
設定が完了した際には弊社からご連絡を致しますが、サスケ上ではSES対応が完了した旨が表示はされない為、ご留意くださいませ。
※SESの設定されているアドレスはインターパーク側でのみ確認ができる仕様となっております
※必要な際にはサポート宛までお問い合わせください
Amazon SESの設定作業費用はどのタイミングで請求される?
請求については当月末のご請求と同タイミングで請求書をお送り致します。なお、作業費用のみとなっておりますので月額等は発生致しません。
設定する際に自社で行う作業はありますか?
上記のとおり、以下の二点のみとなっております。そのため別途AWSやSESの契約は不要です。
- Amazon SESの設定を行いたいメールアドレスを弊社まで頂く
- 各メールアドレス宛に送信されたメール内リンクをクリックする
Amazon SESの設定が完了したか確認するには?
作業が完了した際には弊社より、作業完了の旨をご連絡しております。なお、御社でも以下の作業をする事で自社内で作業完了したかどうかの判断もできるようになっております。
確認方法
- 適当なGmailアカウント
*@gmail.com
を作成する - サスケにGmailアカウントのメールアドレスを登録する
- SES設定したメールアドレスから、Gmailアカウントへメールを送信する
- メールを受信した際に
amazonses.com 経由
と表示されていればSES対応が完了しております
Amazon SESを辞めるには?
弊社までご連絡頂くだけで問題ございません。解除につきましては無償での対応となります。
解除した場合、Amazon SESを使う前の状態に戻るだけとなります。
※再度SES対応が必要になった際には再度同じ作業および作業費用の3万円(税抜き)が発生します
合わせて以下の対応も行う必要がございます
迷惑メール対策「SPFレコード」と「Amazon SES」を発展させた対応について
何卒よろしくお願い申し上げます。