【サスケ】Webフォームにメールアドレスの許可・拒否リストを設定できるようになりました
2026/07/27、サスケがアップデートしました。
Webフォームにて受け付けるメールアドレスを制限できる「メールアドレス制限」機能を追加いたしました。
「メールアドレス制限」とは
「メールアドレス制限」とは、Webフォームのメールアドレス項目に対して、受け付けるメールアドレスの条件を設定できる機能です。項目ごとに、次の3種類の制限方式から選択いたします。
- 制限しない
- 拒否リスト方式
- 許可リスト方式
リストには、特定のメールアドレス、ドメイン全体、直下1階層のサブドメインを表すワイルドカードを登録できます。営業メール、迷惑送信、特定のフリーメールアドレスからの問い合わせなど、フォームの用途に応じて制限をかけることができます。
これまでの課題
これまでのWebフォームでは、メールアドレス項目に対して形式チェックや入力確認は設定できましたが、送信元のメールアドレスやドメインを指定して制限する機能はございませんでした。
そのため、次のような送信も、フォーム側では個別に制限することができませんでした。
- 特定の営業会社から繰り返し送られる営業メール
- 特定のメールアドレスからの迷惑送信
- Gmailなど、特定ドメインからの送信
- 社内ドメイン以外からの申し込み
- 指定した取引先ドメイン以外からの回答
フォーム受信後にご担当者様が人手で判別・削除するか、別の仕組みで対応していただく必要がございました。
設定する場所
メールアドレス制限は、Webフォームのメールアドレス項目の修正画面に設定いたします。
Webフォーム設定
└ 項目設定
└ 項目の種類:メールアドレス
└ 項目の修正
└ メールアドレス制限 「メールアドレス制限」は、既存の「オプション設定」とは別の、独立した設定欄として表示されます。メールアドレス以外の項目には表示されません。
3種類の制限方式
メールアドレス制限では、次の3種類の方式から1つを選択します。
選択した制限方式に応じて、リストの入力欄の表示が切り替わります。保存後にあらためて設定画面を開いた場合も、選択した制限方式とリストの内容は保持されます。
制限しない
メールアドレスやドメインによる制限を行いません。既存のWebフォームは、初期状態では「制限しない」として動作いたします。すべてのメールアドレスを受け付け、従来のメールアドレス形式チェックのみが引き続き適用されます。
拒否リスト方式
拒否リストに登録したメールアドレスやドメインを拒否します。拒否リストに該当しないメールアドレスは受け付けます。許可リストをあわせて設定した場合は、拒否対象の中から例外的に受け付けたいメールアドレスを指定するために使用します。
判定の順序は次のとおりです。
- 許可リストに該当した場合は受け付けます。
- 許可リストに該当せず、拒否リストに該当した場合は拒否します。
- どちらにも該当しない場合は受け付けます。
たとえば、拒否リストに「gmail.com」を登録した場合 user@gmail.com は拒否されますが、拒否リストに含まれない user@interpark.co.jp は受け付けます。
※拒否リスト方式の許可リストは、フォーム全体の許可リストではございません。あくまで、拒否リストに該当するメールアドレスを例外的に通すためのリストとなります。拒否リストに含まれないドメインは、許可リストの設定にかかわらず、通常どおり受け付けます。
許可リスト方式
許可リストに登録したメールアドレスやドメインだけを受け付けます。許可リストに該当しないメールアドレスは、すべて拒否します。
判定の順序は次のとおりです。
- 許可リストに該当した場合は受け付けます。
- 許可リストに該当しない場合は拒否します。
たとえば、許可リストに「interpark.co.jp」を登録した場合、 user@interpark.co.jp は受け付けますが、 user@gmail.com のようにリストに含まれないメールアドレスは拒否します。
※許可リスト方式を選択した状態で、許可リストを空欄のまま保存した場合は、設定ミスによってすべての回答を拒否してしまうことを防ぐため、制限しない状態として扱われます。
登録できるリストの形式
許可リスト・拒否リストは、1行に1件ずつ入力します。登録できる形式は次の3種類です。
メールアドレス
user@example.com 入力されたメールアドレスとの完全一致で判定します。 user+test@example.com のように文字列が異なるメールアドレスは、別のアドレスとして扱われます。
ドメイン
example.com メールアドレスの @ 以降が完全に一致する場合に対象となります。 user@sub.example.com のようなサブドメインは対象になりません。
ワイルドカード付きドメイン
*.example.com 指定したドメインの直下1階層にあるサブドメインだけを対象にします。次のように一致範囲が限定されます。
| メールアドレス | 対象 |
|---|---|
user@sub.example.com | 対象になります |
user@example.com | 対象になりません(親ドメイン) |
user@sub1.sub2.example.com | 対象になりません(2階層以上のサブドメイン) |
親ドメインと直下のサブドメインを両方対象にしたい場合は、次のように2行に分けて登録します。
example.com
*.example.com なお、メールアドレスやドメインの照合では、大文字・小文字は区別されません。
回答者側の動作
回答者様が公開フォームへメールアドレスを入力し、確認画面へ進む操作を行った時点で、メールアドレス制限が判定されます。ブロック対象だった場合は、次のエラーが表示され、確認画面へは進めません。
このメールアドレスは受け付けることができません。 ※この判定は、入力欄からフォーカスが外れた時点などのリアルタイム判定ではなく、確認画面へ進む操作を行った際に行われます。
リストの上限件数
許可リストと拒否リストは、それぞれ最大500件まで登録できます。上限を超えた場合は、保存時に次のようなエラーが表示されます。
ブロックリストは500件以内で入力してください。 また、 @example.com や * など、メールアドレス・ドメインとして使用できない値を入力した場合も、保存時に次のようなエラーが表示されます。
ブロックリストに使用できない値があります:@example.com
既存の設定との併用
メールアドレス制限は、次の既存設定とあわせてご利用いただけます。
- メールアドレスの構文チェックを行う設定
- 入力確認用の再入力フォームの設定
※構文チェックと併用している場合、実在しないドメインでメールアドレス制限の動作をご確認いただこうとすると、メールアドレス制限のエラーより先に、構文チェックのエラーが表示される場合がございます。動作をご確認いただく際は、実在するメールドメインをご利用ください。
項目ごとに設定します
メールアドレス制限は、フォーム全体に一括で設定するものではなく、メールアドレス項目ごとに設定・保存されます。1つのフォームに複数のメールアドレス項目がある場合は、それぞれの項目で異なる設定を行うことができます。
なお、既存のWebフォームは初期状態で「制限しない」として動作するため、今回のアップデートによって、既存フォームの回答が予告なくブロックされることはございません。
設定例
Gmailをすべて拒否する
制限方式:拒否リスト方式
拒否リスト:gmail.com Gmailの特定アドレスだけを例外的に許可する
制限方式:拒否リスト方式
拒否リスト:gmail.com
許可リスト:important@gmail.com important@gmail.com は受け付け、 gmail.com の他のアドレスは拒否します。 interpark.co.jp や outlook.jp など、拒否リストに含まれないドメインは、通常どおり受け付けます。
自社ドメインだけを許可する
制限方式:許可リスト方式
許可リスト:interpark.co.jp 社内向けフォーム、取引先限定フォーム、会員限定フォームなどにご利用いただけます。
特定のサブドメイン群を拒否する
制限方式:拒否リスト方式
拒否リスト:*.example.com sub.example.com や mail.example.com は拒否し、親ドメインである example.com は拒否リストの対象になりません。
想定される活用場面
- 営業メールを送信する特定ドメインを拒否する
- 社内アンケートや社内申請フォームで、自社ドメインだけを許可する
- 取引先限定のフォームで、取引先のメールドメインだけを許可する
- フォームの用途上受け付けたくないフリーメールドメインを、個別に拒否リストへ登録する
- 拒否ドメインの中から、特定の担当者のメールアドレスだけを例外的に許可する
ご利用にあたっての注意点
- メールアドレス制限は、フォーム全体ではなく、メールアドレス項目ごとに設定する機能です。
- 拒否リスト方式では、拒否リストに該当しないメールアドレスを受け付けます。リスト外をすべて拒否したい場合は、許可リスト方式をご利用ください。
- 拒否リスト方式の許可リストは、拒否対象の中から例外を許可するための設定であり、フォーム全体の許可リストではございません。
- 許可リスト方式で許可リストを空欄のまま保存した場合は、制限しない状態として扱われます。
- ワイルドカードが対象とするのは、指定したドメインの直下1階層のサブドメインのみです。親ドメインや2階層以上のサブドメインは対象になりません。
- 判定は、入力中のリアルタイムではなく、確認画面へ進む操作を行った際に行われます。
- フリーメールや使い捨てメールアドレス用ドメインを自動で判定・拒否する機能ではございません。拒否したいドメインは、フォーム管理者様が個別にご登録ください。


