インサイドセールスの現場では、限られた時間とリソースでいかに効率的に顧客へアプローチできるかが成果を大きく左右します。クラウドサービス「サスケ」には、その課題を解決し、日々の営業活動を加速させる機能が多数搭載されています。
本記事では、その中でも インサイドセールスが特に成果を上げやすくなる5つの機能をご紹介します。
Contents
1. CTI機能(ワンクリック発信)
サスケのCTI機能を使えば、顧客情報画面からワンクリックで電話を発信できます。
番号のコピー&ペーストや入力といった無駄な手間を省けるため、1件ごとの架電効率が向上します。
また、架電と同時に顧客情報が表示されるため、商談の経緯や対応履歴を確認しながら会話を始められます。発信後はそのまま通話結果や対応メモを記録できるので、記録漏れ防止と情報共有の精度向上につながります。
CTI 発信方法 ①Cloud CTIより発信したい顧客の詳細情報を開きます。 ②「対応履歴の登録」ボタンの右側にある緑色の四角い電話アイコンをクリックします。 ③複数ある場合、発信元を選択してください。 ④発信時通話録音が任意の場合、録音するにチェックを入れると録音されます。 ※このとき「録音する」にチェックを入れることで、通録が取れます。 なお通録が必須になっている場合にはこの選択画面はでてきません。 ※また丸い電話マーク(発信ボタン)に赤いマイクマークが表示されていると、 通録が取れる状態になっています ⑤CTIの発信画面が開くので、丸い電話マーク(発信ボタン)をクリックします。 参考:サスケマニュアル > Cloud CTI > CTI発信 |
電話番号 サスケCloud CTIでは電話番号を新規登録(契約)することで、CTIから発信することが可能となります。検索ボックスから利用したい電話番号を検索することができます。 参考:サスケマニュアル > Cloud CTI > 初期設定 |
番号利用者の割り当て 番号の利用権限を割り当てられます。 管理者・ユーザーに対して「この電話番号でCTI発信を使わせる・使わせない」の設定をすることができます。 また、アカウント設定のグループに対しても権限を割り振りすることができます。 参考:サスケマニュアル > Cloud CTI > 初期設定 |
2. 通話録音と履歴管理
電話でのやりとりは、営業活動の生命線ともいえる重要データです。サスケでは、架電・着信がすべて自動で履歴に記録され、通話録音も紐づけて保存されます。
履歴画面では「発信日・着信日」「通話時間」「接続結果」を一覧で確認可能。録音を聞き返すことで、顧客の反応を正確に振り返ったり、成功トークをチームで共有したりすることができます。
特に新人教育の場面では、実際の録音を教材として活用することで、短期間でスキルを習得できるメリットもあります。
発着信の通信履歴 今まで通話(発信・着信)した履歴が一覧表示されます。 Cloud CTIで通話した履歴が一覧で表示されるページとなっています。発信・通話の履歴はタブからそれぞれ分けて見ることが可能となってます。 参考:サスケマニュアル > Cloud CTI > 通話履歴 |
発信履歴 発信日時、結果、架電評価、ネットワーク警告、通話時間、通話内容、発信先顧客情報、発信先番号、発信者、発信者番号など表示されます。 |
着信履歴 着信日時、結果、ネットワーク警告、通話時間、通話内容、発信番号、発信元情報、着信者、着信番号など表示されます。 参考:サスケマニュアル > Cloud CTI > 通話履歴 |
3. スコアリングによる架電優先度設定
大量のリードをすべて同じ優先度で追うのは非効率です。そこで活躍するのがスコアリング機能です。
サスケでは、フォーム入力内容やWeb行動履歴、属性情報などを基にスコアリングを行い、見込み度の高いリードを可視化できます。このスコア結果をもとに、「誰に・いつ・どの順番で架電すべきか」を明確に判断できます。
結果として、ホットリードを逃さず効率的にアプローチでき、商談化率の向上に直結します。インサイドセールス部門が成果を上げるための強力な武器といえるでしょう。
スコアリング リンククリック、資料ダウンロード、展示会来場、無料トライアル申込などの行動ごとにスコアリング設定ができるだけでなく、属性(会社規模、決裁者など)の情報もスコアリングに加味することができます。 また、時間減退も考慮・設定できるため、実際の温度感に近いスコアリングを実現することができます。 詳しくはサスケ マニュアル > サスケ機能 > スコアリング を参照ください。 参考:サスケ マニュアル > サスケ機能 > スコアリング |
4. 着信ポップアップによる顧客情報確認
架電だけでなく、受電対応もインサイドセールスにとって重要です。サスケでは、電話が鳴った瞬間にポップアップで顧客情報が表示されます。
これにより、受電前に「どの会社の誰からの電話か」「前回の会話内容は何だったか」を瞬時に把握できます。顧客にとっては「自分のことを理解してくれている」と感じてもらえるため、会話の満足度が高まり、信頼構築にもつながります。
複数の担当者で顧客をフォローする体制においては、一貫性のある対応を実現するうえで欠かせない機能です。
着信待機 着信待機とは、サスケの電話番号(050-0000-0000)に折り返し・着信があった際に応答(通話)が行えるウィンドウを表示できるボタンです。 参考:サスケマニュアル > Cloud CTI > 着信待機 |
5. 活動進捗集計によるチームマネジメント
個々の活動を管理するだけでなく、チーム全体の進捗を把握できるのが活動進捗集計機能です。
顧客対応のステータスを「継続・終了・棄却」などで集計し、担当者ごとの進捗状況を比較できます。これにより、どのメンバーがどれだけ成果を出しているのか、停滞している部分はどこかを一目で把握できます。
このデータは、営業会議での報告やリソース配分の見直しに役立つだけでなく、日々の改善サイクルを回すための重要な材料になります。
担当者別 顧客対応状況 設定した条件の活動進捗を表示します。 参考:サスケマニュアル > サスケLead > 活動進捗集計 |
まとめ
インサイドセールスが成果を上げるために必要なのは、効率的なオペレーションと戦略的な優先度設定、そして継続的な改善です。
今回ご紹介したサスケのおすすめ機能は、
- CTI機能(ワンクリック発信)
- 通話録音と履歴管理
- スコアリングによる架電優先度設定
- 着信ポップアップによる顧客情報確認
- 活動進捗集計によるチームマネジメント
の5つです。
これらを活用することで、架電効率・会話の質・顧客対応の一貫性・チームマネジメントまでを一気通貫で強化できます。
サスケを最大限に活用し、日々の営業活動をさらに進化させてみてください。
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- サスケ(saaske)マーケティングブログは、新規営業支援ツール「クラウドサービス サスケ」のオウンドメディアです。筆者はサスケのマーケティング担当です。SFA、CRM、MA、テレアポ、展示会フォローなど、営業支援のSaaSツールにまつわる基礎知識や実践方法などをお伝えしていきます。