—背景
“働きたいのに働けない”を解消したい
「子どもが熱を出したら?」「残業できないと難しいのでは?」
そんな固定観念が、働く意欲のあるママたちやシニア層の活躍の場を狭めてきました。中央キャリアネット様は、こうした“機会の格差”を解消し、もっと多くの人が社会とつながれる仕組みづくりに模索していました。
そうした中で出会ったのが、「子どものそばで働ける世の中を当たり前に」を掲げるママスクエアの取り組み。
「“もったいない人材”が眠っている地域だからこそ、新しい働き方が必要でした」
群馬県では車社会特有の移動制約もあり、商業施設併設型ではなく単独型のママスクエアを立ち上げ。元々、教育機関グループが母体となっている同社は、保育士や歯科衛生士などの専門職養成にも実績があり、その知見を活用し教育機関ならではの独自モデルを目指し、前橋店の運営が始まりました。

—課題
立ち上げ初期に必要なのは“わかりやすさ”と“スピード感”
ママスクエア前橋では、BPO型業務(営業代行・経理代行・データ入力など)をママスタッフに担ってもらう体制を構築。その中核となるのが電話営業です。
ところが、複数ある架電ツールの多くは、機能が多すぎたり、価格が高すぎたりと、立ち上げ初期の拠点には“重たい”存在でした。
「ツールは選び放題。でも、ITに強いスタッフばかりじゃないし、使いこなせなければ意味がない。現場が動けるかがすべてでした」
導入を急ぎつつも、ママたちが安心して操作できること。そしてコストを抑えながらも効果を上げられること。この2つを両立するツールとして、ママスクエア本部からも推奨されていたのが《サスケ テレアポ職人》でした。
—導入理由
使い方を聞かなくても、触れば分かる
選定の決め手は、“シンプルさ”と“初速”。サスケは、画面を開けばすぐにどこを操作すればよいかが感覚的に理解でき、トレーニングコストがほとんどかからなかったと言います。
「CSVって何?というスタッフもいましたが、最初の研修とチュートリアルでみんなすぐ使えるようになりました」
スタッフだけでなく、SV(スーパーバイザー)も最初は操作に不慣れでしたが、
・リストのCSVアップロード(数分)
・ステータス設定(選択式)
・録音確認(ワンクリック)
といった、実務で必要な操作が最短ステップで済むため、すぐに現場で定着したそうです。
また、フランチャイズ本部からのテンプレート支援や他拠点とのノウハウ共有もあり、現場立ち上げのスピードは大幅に短縮されました。

—成果
コール件数・通電率・完了率まで“見える化”。毎日数字で確認できる安心感
現在は、1日あたり数百件の架電業務を行っており、サスケの集計機能やCSV出力を活用して、
・コール件数
・通電率(つながった割合)
・完了率
などを管理。成果が数字で確認できる仕組みを構築することができました。
またBtoCの案件ではCTIの着信履歴を追客に活用することもできています。
—支援体制
問い合わせたら“すぐ返ってくる”この安心感が違う
サポート面では、「レスポンスの速さ」が圧倒的だったと語ります。他社ツールでは数日返信がないこともある中、サスケは質問から数十分〜数時間以内に的確な返答が届くとのこと。
「アカウント停止や復活、CSVの形式エラーなど、小さなことでもすぐ答えてもらえるのは本当にありがたい。現場は待てないんです」
特に立ち上げ初期の数ヶ月は、手厚い支援体制が現場に大きな安心感を与え、システム定着に寄与したといいます。
—今後の展望
インバウンド対応・CTI連携…次の業務拡大へ
現在はアウトバウンドが主ですが、今後はインバウンド業務への拡張も視野に入れています。既にCTI連携により、着信時間や通話内容の分析も可能になっており、問い合わせ対応や定期受注の獲得精度も高まっています。
「着信の曜日時間設定、CTIからのページリンクなど仕上がった状態で導入できるのもありがたい。保留機能など、要望も届けながら一緒に進化できるシステムだと感じています」
また、ママスクエアとしての別業務にも対応できる柔軟性があり、今後のスキルマッチング型業務にも期待がかかります。

—編集後記
ママたちの“社会復帰”に、安心と成果を。
保育の無料提供、教育機関との連携、そして短時間勤務でも成果が出せる業務設計。中央キャリアネット様が手がけるママスクエア前橋は、地域の人材に「働くきっかけ」と「成長の場」を提供しています。
そこに《サスケ テレアポ職人》が加わったことで、業務は属人化せずに、誰でも成果が出せる仕組みへと変化。これからの雇用創出モデルとして、大きな可能性を秘めています。