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メルマガはどっちが良い?テキストメールとHTMLメールを解説!

佐々木 章乃

株式会社インターパーク マーケティングプランナー

現在は、クラウドサービスサスケ事業のマーケティング業務を担当。
イベントの企画・運営からWebマーケティングまで、幅広く業務を担っています。
銀行・人材コンサルティング会社を経て、インターパークへ入社。
5年以上の営業経験を踏まえ、マーケティングや営業についての考察を執筆しています。

イベント案内や新製品の紹介など見込み顧客への啓蒙活動としてメルマガ配信を行う企業が増えています。

メルマガ配信に取り組んでいると気になるのがテキストメールとHTMLメール、どちらで作成すると効果が高いのか?という点ではないでしょうか。

今回はテキストメールとHTMLメール、それぞれの特徴や利用シーンの考え方をご紹介致します。

テキストメールとは


テキストメールとはその名の通り、テキスト(文字)によって内容を構成したメールのコトを指しています。

日常的に発生するメールのやりとりはこの形式がほとんどではないでしょうか。

テキストメールでは文字だけで伝えたい情報を表現しなければなりません。

そのため、文字以外の情報で如何に読者の興味を惹くことができるかがテキストメールでメルマガ配信を行う際に注意したいポイントとなります。

具体的には装飾や罫線などの飾りつけを行いメール本文にリズムをつける工夫を行います。




このようにただ文章を並べるよりも装飾を施すことで本文内にどこに何があるのかが把握しやくなったと思います。

またテキストメールでは手軽に作成ができる点もメリットです。日常的なメールのようにコンテンツを記載する。

そして見やすいように調整する、これだけでメルマガとして十分なモノを用意することが可能です。

またビジネスシーンのほどんどでテキストメールが利用されているため、受信ユーザーの利用しているメーラーに依存せず、情報を確実にとどけることが可能です。


HTMLメールとは


HTMLメールとはテキストメールでは表現が難しいデザインの施されたテキストや画像、動画などを組み込むデザイン性の高いメールのことを指しています。

テキストメールに比べて受信ユーザーに直感的に強い訴求ができる点がポイントとなります。

またテキストメールでは不可能なメールの開封率の計測可能です。

HTMLで本文を記述する際に開封率計測用のタグを事前に仕掛けておくことが可能ですので配信後に効果測定が簡単に行えます。

強い訴求と効果測定を兼ね合わせた活用ができるためより効果的な内容の精査などが行えます。




しかしデメリットもあります。

まず作成にHTMLというプログラミング言語の専門的な知識が必要という点です。

この知識がなければそもそも配信するための文面の用意自体ができません。

また受信ユーザーの利用メーラーよっては用意した通りにデザイン表示されず、レイアウトが崩れてしまうケースやテキストメールに比べてデータ量が大きくなるために迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性も高くなります。

結果としてテキストメールに比べると受信ユーザーの目に止まらないということもあり、使い方が難しいメールとも言えます。


結局どちらを使うとよいのか?


それぞれ一長一短があり、一概にどちらだけを利用すると決めるのはむずかしいといえますが、次の3つの視点から考えることが良いでしょう。

視点1 読み手の好みから考える


テキストメールとHTMLメールではどちらがよりが読まれやすいかは配信先の受信ユーザーによって異なります。

そのためテキスト・HTMLメールを交互に送り、どちらが反響が良かったのか。

またはそれぞれのメール本文内に「配信アンケート」のようなWEBアンケートを用意し、読み手の好みから配信手法を決めるのも良いかと思います。

視点2. 内容に応じた使い分けから考える


メルマガの内容にあわせてテキスト・HTMLメールを使い分けるという手法です。

例えば定期的に案内するメルマガはテキストメ―ルで配信し、セミナー集客の告知時のみ、HTMLメールを利用するといった活用になります。

訴求力の高いHTMLメールばかり配信してしまうと読み手側がその訴求力に慣れてしまうため、送り手として強力な印象を残したいにも関わらず、読み手にそのインパクトを与えることが難しくなってしまいます。

そのため、今回の例であれば”しっかりと集客をしたい、読み見てもらいたい”というセミナー案内時のみHTMLメールを利用することで普段配信しているテキストメールとのギャップを生み、強い印象を残すことが可能です。

視点3 営業と受け手の関係から考える。


受け手の中には既に営業が訪問や商談を行い、人間関係ができているユーザーがいることも十分に考えられます。

そのような場合、HTMLメールのデザイン性を活かした訴求を行うのももちろん有効な選択肢ではありますがテキストメールの活用をオススメしています。

テキストメールの良い点は日常的に利用されているからこそ安堵感に繋がりやすいという点です。

例えば、

・送信元を既に顔合わせ済みの営業担当の名義やアドレスで配信する、
・受け手の会社名や担当者名を差し込む、

などの仕掛けを行うことで「以前挨拶に来てくれた営業マンからのメールだ」という安心感につながります。

テキストメールならではの簡易性を活かすことでこのように”相手の気持ちを動かす”ようなメールにも活用できます。


まとめ


如何でしたでしょうか?

テキストメール、HTMLメールというのはあくまでも受け手にどう情報を届けるかという手段でしかありません。

どちらか一方だけに絞った運用を行うのではなく、ユーザーの反応を高めるにはどちらが有効か?

どちらの方法なら高い成果が見込めるのか?を考えながら適切に使い分けることが一番かと思います。

ご参考になりますと幸いです。

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